サウナブームは本当にブームなのか

サウナは、ブームだと言われている。
テレビでも、雑誌でも、SNSでも、サウナという言葉を見ない日はない。

しかし、本当にこれは「ブーム」なのだろうか。

ブームとは、本来、
一時的に盛り上がり、やがて静かに消えていくものを指す言葉である。

サウナは、その枠に収まる存在なのか。

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ブームにしては、長すぎる

サウナが注目され始めてから、すでに何年も経っている。

それでも人は、今もサウナに通い続けている。
施設は増え、地方にも広がり、日常に溶け込んでいる。

一過性の流行にしては、定着しすぎている。

人は、流行では習慣にならない

人は、流行しているだけのものを、何年も続けない。

靴の色は変わる。
服の形も変わる。
言葉も、音楽も、移り変わる。

しかしサウナは、生活の中に入り込んでしまった。

人が続けているものは、
すでにブームではなく、習慣である。

サウナは、欲望ではなく必要になった

ブームは欲望である。
サウナは必要になった。

ととのいたいからではない。
映えたいからでもない。
語りたいからでもない。

戻りたいから、入っている。

壊れないために、入っている。

ブームという言葉が、軽くしている

サウナをブームと呼ぶことで、
本質が少しだけ軽くなる。

サウナは、
娯楽でも、流行でも、贅沢でもない。

現代人の生活装置に近い。

サウナは、文化に近づいている

文化とは、説明しなくても残るものである。

理由を語らなくても、
意味を共有しなくても、
自然に続いていくものだ。

サウナは、今、その段階に近づいている。

だからこれは、ブームでは終わらない

サウナブームは、本当にブームなのか。

答えは、おそらく否である。

これは、ブームという言葉を借りた、
生活への定着である。

そして人は、これからも静かにサウナに入り続ける。

流行だからではなく、
必要だから。

サウナは、すでにブームの外側にある。

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Author

お風呂とサウナで心を整える39歳
銭湯とサ活の日々を「ふろがみ」として発信中。
ロウリュに愛されたい。

サウナスパ健康アドバイザー/熱波師検定B

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