サウナと、距離ができた話

この数本で、
ずいぶんいろいろな事を書いた。

行かない日が普通になったこと。
期待しなくなったこと。
入らなくてもいいと思えたこと。
話さなくなったこと。
記録しなくなったこと。
ととのおうとしなくなったこと。
それでも、やっぱり好きだと思えた日。

どれも、
大きな出来事ではない。

でも、確かに変わっていた。

サウナとの距離が、
少しだけ変わった。

前より近くもなく、
遠くもない。

手を伸ばせば届くし、
伸ばさなくても困らない。

そんな距離。

以前は、
サウナに何かを求めていた。

ととのい。
切り替え。
解放。
リセット。

今は、
求めなくてもそこにある。

ある、という事実だけで十分だと思える。

距離ができたからといって、
冷めたわけじゃない。

むしろ逆で、
ようやく自然になった気がしている。

無理をしない。
急がない。
証明しない。

それでも続いている。

サウナが特別だった頃も、
きっと楽しかった。

追いかけていた頃も、
悪くなかった。

でも今は、
追いかけなくても離れない。

それがいちばん心地いい。

この連載を書きながら、
何かを結論づけようとは思わなかった。

ただ、
今の自分との距離を確かめていただけだ。

また、変わるかもしれない。

急に熱が戻るかもしれないし、
もっと静かになるかもしれない。

それでもたぶん、
なくならない。

サウナと、距離ができた話。

終わりというより、
今のところの話。

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Author

お風呂とサウナで心を整える39歳
銭湯とサ活の日々を「ふろがみ」として発信中。
ロウリュに愛されたい。

サウナスパ健康アドバイザー/熱波師検定B

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