サウナに期待しなくなった

最近、サウナに入る前に
「今日はどうなるかな」と考えなくなった。

前は、少しだけ期待していた。

今日は深くととのうかもしれない。
今日はいい風が吹いているかもしれない。
今日は何かが変わるかもしれない。

そんなふうに、
小さな予感を持って入っていた。

今は、それがない。

ただ、入る。

暑いな、と思って。
水が冷たいな、と思って。
椅子に座って、ぼんやりする。

それだけで終わる日もある。

何も起きない日もある。

ととのわない日もある。
気持ちよくもならない日もある。

でも、がっかりしない。

「今日はそういう日か」と思うだけだ。

期待していた頃は、
どこかで結果を求めていた。

ととのうこと。
軽くなること。
切り替わること。

サウナに、少し役割を背負わせていたのかもしれない。

今は、役割がない。

ただの場所。
ただの時間。

それで十分だと思っている。

期待がなくなると、
良い日も、悪い日も、同じ重さになる。

それが、少し心地いい。

たまに、思いがけず深く沈む日がある。

「あ、今日はいいな」と思う。

でもそれは、
何かを得た感じというより、
たまたまそうだった、くらいの感覚だ。

サウナに期待しなくなったのは、
冷めたからじゃない。

信頼に近いのかもしれない。

いつ入っても、
何も起きなくても、
それで大丈夫だとわかっている。

だから今日も、
特に何も考えずに入る。

何も起きなくてもいいし、
起きてもいい。

どちらでもいい、というのが
今の距離感だ。

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Author

お風呂とサウナで心を整える39歳
銭湯とサ活の日々を「ふろがみ」として発信中。
ロウリュに愛されたい。

サウナスパ健康アドバイザー/熱波師検定B

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