佐賀・武雄温泉「御船山楽園ホテルらかんの湯」あの夜、現実との境界線が消えた

九州旅行の続き。

今回の旅、サウナで言えば間違いなくメインイベント。
佐賀県・武雄温泉にある、御船山楽園ホテル「らかんの湯」へ向かった。

全国でもトップクラスの知名度を誇る超有名施設。
サウナシュラン2019、2020、2021の3年連続グランプリ。

ずっと来てみたかった場所だ。

前日は福岡泊。
当日は雨も上がり、幸先のいい旅行スタートだった。

残念ながら御船山楽園ホテルには宿泊できず、今回は武雄温泉駅近くの「セントラルホテル武雄温泉駅前」へ宿泊。
サウナはないが、大浴場付きで旅の拠点としてとても快適だった。

夕飯は知り合いに紹介してもらった居酒屋「あん梅」。
決まったメニューはなく、地元の郷土料理お任せコース。

どれも本当に美味しかった。

特に、のど黒の塩焼きと佐賀牛のすき焼きは絶品。
鯨肉の炊き込みご飯は初めて食べたが、不思議な味わいで、しっかり郷土料理を感じた。

店主と女将さんもとても親切で、一気にファンになってしまった。

本当はここでお酒も飲みたかった。
でも、この後にはらかんの湯が控えている。

そのため、この日はノンアルコールで我慢。

21:30〜24:00の日帰り入浴を事前予約していたので、ワクワクしながら車で向かった。

武雄温泉駅周辺から車で10分ほど。
日帰り利用の駐車場は下側にあり、そこから山道を歩いて登っていく。

月明かりに照らされた夜道。
桜が満開で本当に綺麗だった。

……でも、ちょっと怖い。

静まり返った山道を歩いていくと、山の中腹に歴史を感じるホテルのエントランスが現れる。

レセプションスペースにはチームラボの常設展示。
料金に観覧も含まれている。

この展示が、本当に圧巻だった。

エントランスの扉が開いた瞬間、一気に作品世界へ入り込む。
下の駐車場から歩いてきた道中すら、まるで作品の序章だったかのように思えてくる。

時間帯も遅かったため、観覧客はほとんどおらず貸切状態。

廃墟とデジタルアートが絶妙に混ざり合い、没入感がどんどん深くなっていく。

ただ、夜の廃墟なので結構怖い。

たまたま居合わせた他のお客さんと一緒に回ることになり、地元の話などで盛り上がりながら鑑賞した。

一人だったら諦めていたエリアも見ることができたので、本当にありがたかった。
これも旅の出会いだと思う。

その後はいよいよ浴場へ。

ここから先は、もう全てが心地よかった。

ひとつひとつのお風呂、サウナ、休憩スペースにしっかりコンセプトがあり、自然と空間へ没入していく。

夜空には鱗雲。
風で見え隠れする満月の灯り。
焚き火にあたりながら、ととのう。

あの景色は今でも忘れられない。

ミストサウナは、空間の境界線が消えてしまうほどの濃霧。
自然と瞑想状態へ入っていく感覚だった。

薪サウナは巨大なストーブが圧巻。
火の存在感そのものに包まれるような空間だった。

喫茶休憩室ではドリンクや茶菓子も楽しめる。

中でも印象的だったのが、プリンに塩をまぶして食べるスタイル。
これが驚くほど美味しかった。

焚き火の音を聞きながら、目の前には満開の桜。
庭と空を眺めながら過ごす時間。

ここでしか、この季節でしか味わえない贅沢だったと思う。

しかも、この時間帯は人が少ない。

誰も大声で話すことなく、自然と静かな空気になる。

サウナではよく「喋り声」や「マナー」が話題になるが、ここは少し違う。

空間そのものが、自然と“感じること”へ意識を向けさせる。

最初にチームラボの作品世界へ没入し、その感覚のまま浴場へ入っていく。
動線や空間設計まで含めて、本当に素晴らしいと思った。

時間いっぱいまで満喫し、ホテルへ戻る。

……ただ、帰り道はやっぱり怖かった。

同じタイミングで帰る他のお客さんの後ろを、こっそりついて行きながら夜道を下ったのは、ここだけの話。

その夜は、満足感と幸福感に包まれながら眠りについた。

翌朝はセントラルホテルの大浴場で朝風呂。
そのまま次の目的地へ出発。

今まで行ったサウナの中でも、自分史上一番の体験だったように思う。

旅の途中で“ついでに寄るサウナ”ではなく、ここは間違いなく“目的地になる場所”。

朝は、男女入れ替えで別側も楽しめるらしい。

絶対にまた来よう。

そう心に誓いながら、武雄を後にした。

目次

施設・店舗情報

サウナ施設:御船山楽園ホテルらかんの湯

【基本情報】
・住所:佐賀県武雄市武雄町大字武雄4100
・アクセス:JR佐世保線武雄温泉駅 車10分
・駐車場:あり
・営業時間:↓日帰り入浴 ※予約制/定員制
      1部8:00〜10:30(男女入れ替え)
      2部15:00〜17:30、3部17:30〜20:00、4部19:30〜22:00、5部21:30〜24:00
      ↓宿泊者
      15:00〜24:00、翌朝6:00〜10:30(男女入れ替え)
・定休日:なし
・料金:1部 4,250円/男性、4,850円/女性(平日)
       4,850円/男性、5,450円/女性(土日祝)
    2〜5部 4,850円/男性、4,250円(平日)
        5,450円/男性、4,850円(土日祝)
・共通入浴券:利用不可
・支払方法:現金・クレジットカード・電子マネー

【設備・備品情報】
・シャンプー/ボディーソープ:あり
・化粧水:あり
・綿棒:あり
・ドライヤー:あり(無料)
・タオル:タオル、バスタオル、サウナマット付属

サ飯:あん梅

【店舗情報】
・住所:佐賀県武雄市武雄町大字富岡7751-31
・アクセス:JR佐世保線武雄温泉駅 徒歩10分
・駐車場:なし(武雄市役所駐車場に駐車可)
・営業時間:18:00〜24:00
・定休日:日曜日
・ジャンル:居酒屋
・席数:18席
・支払方法:現金のみ

ホテル:セントラルホテル武雄温泉駅前

【店舗情報】
・住所:佐賀県武雄市武雄町昭和16-12
・アクセス:JR佐世保線武雄温泉駅 徒歩1分
・駐車場:あり
・大浴場:あり

【距離・動線メモ】
武雄温泉駅セントラルホテル武雄温泉駅前:徒歩1分
セントラルホテル武雄温泉駅前あん梅:徒歩8分
セントラルホテル武雄温泉駅前御船山楽園ホテルらかんの湯:車6分

リンク

【公式】
御船山楽園ホテルらかんの湯
・公式:https://www.mifuneyama.co.jp/
・Instagram:https://www.instagram.com/mifuneyama_rakuen_hotel?utm_source=ig_web_button_share_sheet&igsh=ZDNlZDc0MzIxNw==
・X:https://x.com/mifuneyamaRH?s=20
・Faccebook:https://www.facebook.com/mifuneyamarakuenhotel/?locale=ja_JP
あん梅
・公式:https://takeo-anbai.jp/
・Instagram:https://www.instagram.com/anbai_0325?utm_source=ig_web_button_share_sheet&igsh=ZDNlZDc0MzIxNw==
セントラルホテル武雄温泉駅前
・公式:https://www.central-imari.jp/takeo/
・Facebook:https://www.facebook.com/centralhotel.takeo

【参考】
・サウナイキタイ(御船山楽園ホテルらかんの湯):https://sauna-ikitai.com/saunas/6060
・食べログ(あん梅):https://tabelog.com/saga/A4103/A410301/41003231/

【地図】
・Googleマップ(御船山楽園ホテルらかんの湯):https://maps.app.goo.gl/pzyAcYf3UUjeFYg96
・Googleマップ(あん梅):https://maps.app.goo.gl/jPRuEitiAS9knY4z8
・Googleマップ(セントラルホテル武雄温泉駅前):https://maps.app.goo.gl/V8AGWhKJo1eCuPJQ8
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Author

お風呂とサウナで心を整える39歳
銭湯とサ活の日々を「ふろがみ」として発信中。
ロウリュに愛されたい。

サウナスパ健康アドバイザー/熱波師検定B

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