仕事が終わったのは22時ごろ。
夕飯もまだ食べていない。
だいぶお腹は空いていた。
それでも今日は先にサウナへ行きたい気分だった。
頭も身体も一度リセットしたい。
そんな日は銭湯サウナがちょうどいい。
遅くまで営業していて、帰り道でも寄りやすい。
最近行けていなかった湊湯を思い出し、向かうことにした。

湊湯は八丁堀駅から少し歩いた中央区湊の住宅街にひっそりと佇む銭湯。
リノベーションによって生まれ変わった施設で、建築家・吉田正史氏が設計を手掛けている。
デザイン性がありながらも、どこか落ち着く空気が流れている。
新しさと昔ながらの銭湯らしさが、自然に同居しているような空間だった。
サウナ利用ではバスタオルが付いてくる。
フェイスタオルは販売だったので購入した。
浴場はそれなりに賑わっていたが、サウナは程よい人数。
地元の常連さんが多く、公衆浴場としてしっかり地域に根付いていることが伝わってくる。
挨拶を交わしたり、少しだけ立ち話をしたり。
そんな光景がとても自然だった。
土地柄か、海外からの利用者もちらほら。
日本の銭湯も、一つの文化として楽しまれているんだなと感じた。

サウナはテレビ付きのコンフォートサウナ。
水風呂は少しぬるめ。
でも軟水のおかげか、とてもやわらかい。
気付けばずっと入っていたくなる心地よさだった。
多少、利用者同士の会話も聞こえる。
でも不思議とまったく気にならない。
BGM。
ボイラーの音。
ジェットバスの音。
バイブラの音。
カランから流れるお湯の音。
浴場にはいろいろな音が重なっている。
そのおかげで会話も空間に溶け込み、心地よい環境になっている気がした。
もちろん利用者のマナーが良いことが前提だが、音も空間づくりの一部なんだと気付かされた。

脱衣所にはモップが置かれていた。
床が濡れると利用者が自然と拭いている。
施設だけではなく、利用する人たちも一緒になって大切にしている。
そんな空気が伝わってきた。
周辺は静かな住宅街。
サウナでゆっくりリラックスしたあと、そのまま家へ帰る。
ようやく遅めの夕飯にありついた。
施設自体はリノベーションされているが、流れている空気はどこか懐かしい。
地元の人たちに長く愛されている理由が少し分かった気がした。
湊湯は毎週日曜日に男女の浴室が入れ替わるようだ。

今回は木を基調とした浴室だったが、石を基調にしたもう一方は雰囲気がまったく違うらしい。
次は日曜日を狙って、そちらも体験してみたい。
24時まで営業しているのも本当にありがたい。
また仕事終わりにふらっと立ち寄ろうと思う。

施設・店舗情報
サウナ施設:湊湯
【基本情報】
・住所:東京都中央区湊1-6-2
・アクセス:JR京葉線八丁堀駅 徒歩5分、東京メトロ日比谷線八丁堀駅 徒歩7分
・駐車場:なし
・営業時間:15:00〜24:00
・定休日:月曜
・料金:入浴料550円、サウナ500円
・共通入浴券:利用可
・支払方法:現金のみ
【設備・備品情報】
・シャンプー/ボディーソープ:あり
・化粧水:なし
・綿棒:あり
・ドライヤー:あり(有料)
・タオル:サウナ利用でバスタオルのみ付属
リンク
【公式】
湊湯
・公式:https://www.minatoyu.jp/
【参考】
・サウナイキタイ(湊湯):https://sauna-ikitai.com/saunas/1875
【地図】
・Googleマップ(湊湯):https://maps.app.goo.gl/ViK8B4kqjYA58ELV7


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